学校の測定方法
PDFファイルをご覧頂くにはAdobe Readerが必要です。
A 臨時環境衛生検査
新築・改築・改修等を行った場合や、机・いす・コンピュータ等新たな学校用備品の搬入等によりホルムアルデヒド等の発生のおそれのある場合に、それぞれの教室等で測定します。
- 30分間以上換気
教室等のすべての窓・ロッカーや物入れを含むすべての扉を開放 - 5時間以上閉鎖
屋外に面する窓と扉を閉鎖 - 2.の状態で8~24時間測定
最低8時間は測定してください - 測定結果の濃度の分析
分析機関にて分析 - 分析結果の受領
4.の分析結果を受領します
- 24時間測定する場合の時間帯は任意ですが、24時間未満の測定の場合は14:00~15:00が測定時間の中央になるように開始時刻・終了時刻を設定してください。
つまり、8時間測定する場合は14:30を中央として10:30~18:30になります。 - 測定場所毎に測定回数は1回で、複数回数の測定は不要です。
- 測定バッジは、教室等の中央付近で、床から1.2~1.5mの高さ(息をする高さ)に設置してください。
- 測定の手順を図で表すと次の通りとなります。
B 定期環境衛生検査
普通教室・音楽室・図工室・コンピュータ教室・体育館など、健康上の配慮から必要と認める場所で、それぞれ測定します。
- 30分間以上換気
教室等のすべての窓・ロッカーや物入れを含むすべての扉を開放 - 5時間以上閉鎖
屋外に面する窓と扉を閉鎖 - 2.の状態で8~24時間測定
最低8時間は測定してください - 測定結果の濃度の分析
分析機関にて分析 - 分析結果の受領
4.の分析結果を受領します
- 授業が実施される時間帯を含んで、8時間以上測定します。
例えば、小学校の教室で、8:30~16:30まで測定します。 - 測定バッジは、教室等では中央付近の机の上に、体育館等では中央付近の床から1.2~1.5mの高さ(息をする高さ)に設置してください。
- 測定場所毎に測定回数は1回で、複数回数の測定は不要です。
- 測定の手順を図で表すと次の通りとなります。
学校の測定に関するお問合せ
学校の測定については、測定対象となる化学物質や測定方法等が自治体によって異なる場合がございます。
そのため、まずは測定対象となる学校を管轄する自治体へのお問い合わせをお願いいたします。
全国的な取り組みや方針については、下記までお問い合わせください。
お問合せ内容 | お問合せ先 |
---|---|
○「学校環境衛生の基準」に関する具体的事項 ・化学物質の測定方法 ・化学物質の分析方法 ・その他測定・分析に関する技術的事項 |
文部科学省スポーツ・青少年局 学校健康教育課 TEL:03-5253-4111(内線3126) FAX:03-6734-3794 E-mail:gakkoken@mext.go.jp |
○「学校環境衛生の基準」に関する基本的事項 ・化学物質の検査の意義 ・化学物質の検査内容 ○その他シックハウス対策に関する知見等 |
文部科学省スポーツ・青少年局 学校健康教育課 TEL:03-5253-4111(内線2976) FAX:03-6734-3794 E-mail:gakkoken@mext.go.jp |
○学校施設整備に関する事項 | 文部科学省大臣官房文教施設部施設企画課 TEL:03-5253-4111(内線2292) FAX:03-6734-3690 E-mail:sisetuki@mext.go.jp |